体験談

【東京の現在。新型コロナ体験談】濃厚接触者として受けた検査で陽性となり、ホテル療養をした23歳会社員

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新型コロナが猛威を振るうこと数ヶ月。感染した後の生活が分からなくて不安な人も多いのではないでしょうか?本記事では、新型コロナに感染した筆者の体験談を記していこうと思います。この記事を読んで「再度、感染対策をしようと思った」「陽性になってしまったけど、不安が減った」という人が増えると嬉しいです。

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筆者のプロフィールと症状

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プロフィール

  • 東京都在住
  • 仕事:IT関連(新卒)
  • 年齢:23歳
  • 一人暮らし
  • 勤務状況:出勤(片道40分程度、電車通勤)
  • 日常:インドア派。外食、会食回数は少なめ。感染対策は入念。
  • 感染経路:職場の同僚が陽性になり、濃厚接触者になって感染。

症状

  • 症状:無症状感染
  • 熱:平熱
  • 味覚・嗅覚:異常なし
  • 体調:良好

全体のスケジュール

まず、筆者が検査を受けると決定してからの全体の流れを簡単なカレンダーにしました。日時はプライバシー保護のために仮で置いています。日数の間隔などは正確に書いているので参考にしてください。これから、コロナの療養全体像について体験談を述べていきますが、写真などはプライバシー保護の関係で載せることができないのでご了承ください。あくまで一個人の体験なので、記述内容などが全員に当てはまらない場合も存在します。ご了承のほどお願いいたします。

日常の変化

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平穏な日常の中、身近で陽性患者が発覚

ある日のことです。会社に出勤すると横の席の同僚の顔色がすこぶる悪い… おでこに手を当ててみるとなんだか熱もありそう。昼ごはんを共にする同僚で、仲も良いのですごく心配していました。咳が出ているものの、「クーラーなどによる普通の風邪かな?」と思った一同。念のために、帰宅させることにしました。本人も普通の風邪かな?と思っていましたが、一応PCR検査を受けることになりました。

PCR検査を受けると決まった瞬間会社は大騒ぎ。IT業界に勤めている私たちは、在籍する会社ではなく他社に行って働く勤務形態だったため、現場と自社の両方で対応が始まりました。

現場では、まず濃厚接触者の洗い出しが始まりました。濃厚接触者の疑いがある人は過去2週間の行動履歴をみっちり記入。友人や同僚との会食だけでなく、1人で行った場所、日用品の買い出しやコンビニの履歴まで嘘偽りなく赤裸々に書き出しました。上司もコロナ関連の対応で通常業務は置き去りに… まだ陽性と決まった訳ではないけれどPCR検査を受けた地点でコロナへの対応が始まるそうです。

在籍する会社もコロナの対応で大騒ぎ。こちらも濃厚接触者の洗い出しが始まり、濃厚接触や二次感染の恐れがある人は勤務形態にかかわらず、毎日検温結果を提出することが義務付けられ、様々な部署で動きがありました。私自身も2社へ過去2週間の行動履歴を提出し、毎日の検温と報告をおこないました。

他社と在籍する会社間でも事実関係の確認や状況の整理など様々なことが行われたり、現場と保健所のやりとりがあったりと様々なところで様々な人が動いている様子を一新卒社員として見ていました。

濃厚接触者となり、検査日程が決まるまで

同僚が陽性と発覚した地点で、保健所から同僚に対して行動履歴に関する質問がありました。保健所はその解答をもとに濃厚接触者の洗い出しを行います。私は濃厚接触者となり、同僚の陽性が発覚した当日21時ごろに保健所から連絡がありました。

優しい声のおばちゃんから電話がかかってきて、「職場が同じの〇〇さんの濃厚接触者として認定されたので、検査を受けてください。最短で〇〇日の〇〇時から検査を受けることができますが、いかがでしょうか?」という風に話が進んでいきました。「検査場の住所は〇〇〇〇です。濃厚接触者と認定されたので、料金は無料です。身分証明のできるものを持っていってください。」とのことでした。濃厚接触者は検査結果にかかわらず、2週間自宅待機をするというルールがあるということも知りました。このルールは各自治体で違うと思うので、濃厚接触者になると行動制限がかかるという点を覚えておいてください。夜遅くに電話がかかってきてびっくりしましたが、保健所の方々は本当に対応に追われていて大変なんだというのをひしひしと感じました。

同僚の要請がかかってきた当日(金曜)に保健所から電話が来ましたが、土日の検査は行なっていないため、月曜日に検査を受けることになりました。月曜日は祝日でしたが、検査は可能。保健所の人たち同様、検査場の人は祝日返上で働いてくれているんだ。と感謝の気持ちが生じました。

実際に検査を受けに行く

「検査に行く際は、私自身も感染の疑いがあるので、公共交通機関は使用せずに徒歩で行くようにしてくださいね。」と電話で伝えられました。遠くて仕方ない場合はタクシーを利用し、マスクは着用必須。窓は全開にしとくようにとの指示でした。家から検査場まで片道30分程度だったので、歩いていくことにしました。

検査は予約制となっており、10分間隔で3名ずつの予約とのこと… 予約人数を制限することできちんと感染対策を練ってあるんだなと感じました。

建物の中に入って、少し待った後に生年月日、名前、電話番号の確認をしていただき、呼び出し番号の書いた付箋をもらいました。広いホールに私含めて患者は6名程度。待ち時間はトータルで10分程度でした。

呼び出し番号が呼ばれると、再度名前などを確認され、検査室に通されました。検査室に入ると、医師の方に「マスクは外さなくて結構です。鼻の穴だけ出してください」と言われ、長めの綿棒を鼻の中で3秒ほどグリグリと回転。

検査自体は2分ほどで終わりました。検査が終了したら、これからの注意事項の用紙を渡され、灼熱の中40分歩いて帰りました。

陽性発覚からホテル入所決定まで

検査を受けてから、結果が分かるまでは最短2日。最長4日かかるそうです。私は検査を受けた翌翌日の朝11時頃に保健所から連絡がありました。「〇〇保健所のものなのですが、〇〇さんで間違えないですか?」と確認をとられ、「先日受けられた新型コロナの検査結果なのですが、陽性ということがわかりました。」と伝えられました。熱もなく味覚もしっかりしていたのでびっくりしすぎて「間違ってないですよね?」と聞き返してしまいました(笑)間違いはなかったようで、「これからの対応などは保健所から再度連絡を入れますのでご対応の程よろしくお願いいたします。」と話は進みました。

それから、会社と勤務先に陽性であった旨を伝えました。連絡を入れた後は、各社から行動履歴の再確認をとられ、これからの方針や決定事項などの連絡を入れました。保健所や会社からの電話がひっきりなしに続き、11時頃から対応を始めて一息ついたのは14時ごろ。ご飯を食べる時間もありませんでした。

保健所からの連絡回数は非常に多かったように感じます。「陽性報告」「直近2週間の行動履歴について」「療養場所について」など様々なことについて連絡がありました。最初の電話から約1時間後に「ホテル療養をする」という連絡いただきました。この地点ではホテルの場所や入居日時などは決まっておらず、準備物と早くても明後日入居するということを伝えられました。入所期間については「無症状感染なので、最終抗体摂取後から10日間で、退所時の再検査は無い」とのことでした。退所日に関しては、日々条件が変わるので対象者の方がこの記事を読んでいるのであれば、再度公式ページにて確認する必要がありそうです。

ホテル入所当日

入所予定日当日。この日に電話がなければ「翌日」、また電話がなければ「翌翌日」という形になるのですが、私は予定通り電話が来ました。連絡があったの10時半頃です。「〇〇保健所のものですが、〇〇さんですか?」と確認を取られた後に、先日連絡していたホテルの件です。急で申し訳ないのですが、14時10分にお迎えの車がそちらに向かいますので対応よろしくお願いいたします」との連絡をいただきました。「車が近くに来たら担当のドライバーから携帯電話の方に連絡があります。最大3人の乗り合わせがありますので、ご了承お願いいたします。」とのことでした。そのほかには準備物などを再度教えていただきました。

連絡をいただいた後、各社に再度報告し、部屋の整理整頓や準備を行いました。宿泊するホテルには常時看護師がついていてくださるようです。私は無症状でしたが、コロナウイルスは容態が急変することもあるらしく、そのような場合に備えてどんなに症状が軽くてもホテル療養するのが基準とのことでした。「症状が軽い人がホテル療養をしたら逆に移って重症化するのではないか?」という疑問も湧きましたが、症状ごとに宿泊施設を変えているらしく、重症化する心配はないとのことでした。

予定時間を5分ほど過ぎた頃、ドライバーから連絡がありました。車はボックスカーでどこにでもあるような車です。運転手以外で乗っていたのは1人。咳き込む様子もなく、同じように無症状の人なのだろうと思いました。運転手と後部座席の部分には透明の仕切りがありました。いつコロナになってもおかしくないのに運転をしてくれる運転手の人。いろんな人に支えられて、このコロナ対策が遂行されているということを感じました。

車に揺られること約30分。目的のホテルに到着しました。ホテルの場所は都内の某有名場所でおそらく知らない人はいないでしょう。「こんな場所に、コロナの宿泊施設を!?」と思ったのが正直な感想です。車が到着するとドアが開けられ、案内が始まります。出迎えたスタッフは2人でしたが、基本的に無人チェックインが行われました。

部屋に入った後は内線を通じて、利用案内と体調管理が行われました。私の入った部屋は内線がうまく作動していないというトラブルがあったため、部屋を移動することになりましたが、スムーズな対応をしていただきました。

ホテル入所中の生活

ホテルでは食事の時間と体調管理の時間が決まっています。どちらも時間になると館内放送が流れるので入所日当日から時間を間違うことなく行動することができました。

ホテルにもよると思いますが、ご飯の時間は8時〜9時、12時〜1時、18時〜19時の3回です。1階にお弁当が用意されているので時間になったらご飯をとりに行きます。飲み物や替えのシーツ、歯ブラシ、コーヒーなども1回に用意されているので必要な場合は取っていきます。お弁当を温めるための電子レンジも1階に用意されていたので温かいご飯を食べることができました。お弁当以外にカップ麺も用意されており、お腹が空いた人は夜食を食べることもできます。

体調管理は7時と16時の2回です。持ってきた体温計を使って体温を測り、チェックイン時に渡されるパルスオキシメーターで動脈酸素飽和度を測定します。測定した内容は入所時に登録した健康管理アプリに入力します。また、これとは別に10時〜11時の間で看護師から内線電話があるので口頭で健康状態の報告もします。

ホテルによって備え付け品は違いますが、基本的に洗濯機などはついていないので宿泊日数分のタオルと洋服が必要になります。お弁当を取りにいく時間以外は部屋から出ることができないので、暇つぶしの道具なども必要です。基本的にはホテルに泊まりにいく時の道具を用意していくと間違えないでしょう。

入所者への差し入れをすることはできますが、事前連絡が必要です。差し入れをホテルに届ける時間も、15時〜17時と制限があり、常温保存できるものしか渡せないため注意が必要です。差し入れと同時に面会などをすることはできませんでした。

そして、喫煙や飲酒はできないので注意が必要です。このように入所中の行動はいろいろ制限がかかりますが、普通に生活していれば特に苦労することはないので明るく前向きに取り組みましょう。

筆者自身も、勉強のための本を持っていくことで制限を強いられながらも、有意義な時間を過ごすことができました。

コロナ感染後にかかる費用について

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コロナにかかってしまった場合、気にになるのは様々な費用です。次に各費用について説明していこうと思います。

検査費用

まず、検査費用に関してです。検査費用は受ける人の状態や立ち位置によって変わる可能性があります。濃厚接触者となって検査を受けることになった私は検査費用がかかりませんでした。また、濃厚接触者ではないけれど陽性者と接触があった別の同僚は3万円程度の費用がかかったそうです。最初に検査をうけた陽性患者の場合は6000円ほどと言っていました。自分がどのような状況かをしっかり把握し検査費用を公式ホームページ、もしくは電話にて確認する必要がありそうです。

ホテルでの費用

陽性になった場合、保健所からホテル療養を通達される場合がほとんどです。私自身もホテル療養にかかる金額について心配していたのですが、保健所からホテルの宿泊費や食事代はかからないと伝えられました。必要なのはホテルから自宅へ帰るための賃金のみです。金銭面は心配しなくて大丈夫なので安心しましょう。

給料

会社員の場合、「コロナになったら給料はどうなるんだろう?」という不安は大きいのではないでしょうか?ホテル療養になった場合でもリモート勤務は可能です。しかし、会社の事情でリモート勤務ができず、「休業扱い」「欠勤扱い」になってしまう人もいるでしょう。残念ながらそのような場合の対応は会社次第です。まずは会社にどのようになるか確認を取るようにしましょう。会社から給料をもらえなかった人に関しては国が何かしら補助をしてくれる場合もあるようなので、国のコロナ支援ページをしっかりと確認するようにしましょう。

また、会社によっては仕事復帰時に「宿泊療養証明書」が必要な場合もあります。このような場合は退所時に渡される退所者用封筒の中に説明用紙をが入っているので退所後に請求することができます。

若者は症状が軽いから、コロナにかかっても良いの?

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「若者はコロナにかかっても症状が軽いからいいんじゃない?」そう言った声を聞くことが多々あります。確かに若者はお年寄りや子供に比べて症状が軽いことがあります。実際にコロナにかかった身からすると、「若くて症状が軽いからかかっても良い」というのは大きな間違えです。体験談からもわかるように誰か1人がコロナにかかるとたくさんの人が動きます。自分の上司、同僚、取引先の人、取引先のそのまた取引先の人、同じフロアで働く人、同じビルで働く人。昨日会った友達。数週間前にプライベートであった仕事仲間。通院している歯医者さんなど。コロナにかかるというのは自分だけの問題ではとどまりません。

そして、これらの人は「早く体治してね。大丈夫?」という風に優しく気を遣ってくれるでしょう。コロナ患者に気を遣わせないように、たとえ自分も辛い思いをしていたとしても、温かい言葉をかけるでしょう。なので、患者自身は他の人の苦労を知る機会があまりありません。ですが、他の人が自分のために動いてくれているという感謝を絶対に忘れてはいけません。自分は良くても、他の人に多大なる迷惑をかけてしまうことになるのです。

知り合いだけでなく、知らない人にも迷惑がかかります。もしあなたがコロナにかかっていて道を歩いていたとしたら、近くを歩くお年寄りや子供に移してしまうかもしれないのです。直接連絡は知らない垢の他人。ですが、もしこの人たちにコロナが移ってしまい苦しんでいたら…と考えると「人として」いてもたっても入れなくなるでしょう。

そして最前線で働いている人達にも迷惑がかかります。保健所の職員さん、看護師さん、ホテルまで送迎してくれる運転手さん、ホテルのスタッフ、PCR検査のスタッフなど。いつコロナになってもおかしくない状況で働いてくれている人達です。

「コロナ疲れ」が顕著にあらわれ、自粛ムードも溶けつつありますが、現在も最前線で「いつコロナにかかるか分からない不安」と闘いながら働いている人を忘れてはいけません。もし「人手が足りないから明日からコロナの検査官をやってほしい」と言われたら、すんなりとYesと言える人はどれだけいるでしょうか?若い人たちは症状が軽い。だからこそ、周りに移さない努力をし、最前線で働いている人が早くいつもの日常に戻れるよう協力するのが人としてすべきことでしょう。

若者は症状が軽いから…」といって、感染対策を怠るのは間違えです。「全部が全部自粛しなさい。」とは言いません。会食の回数をいつもより減らす。人が多いところよりは少ないところに… などちょっとの心がけでできることはたくさんあります。みんな大変なのは同じです。自分の行動がどれだけの人に影響を与えるかしっかりと考えて、行動するようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?コロナにかかった一個人の体験談を赤裸々に書いていきました。記述が足りない部分。意見の相違がある部分などもあるかもしれませんが、あくまでも一個人の意見として聞き入れてくださると嬉しいです。

この記事が誰かのためになることを願っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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