引っ越し前はやることが多く大変ですよね。初めての引っ越しだとそもそも手順がわからないということもあります。本記事では時期別に引っ越しの前後ですることをまとめています。ぜひ参考にしてください。
引っ越しに関する基礎情報

会社の事情や家庭の事情で引っ越ししなければならないことってありますよね。始めに引越しの基本情報をおさらいしましょう。
一人暮らしの場合、引越しをするときは少なくとも引っ越し先の家賃の4倍の額がかかると考えておきましょう。金額にして約30万前半で、内訳は敷金、礼金、家賃2ヶ月分が一般的です。
この他にも引っ越し業者に頼む場合は引っ越し代、さらに家具を新調する場合は家具代がかかります。よって、引越しをするだけでも非常に高額の費用がかかることを頭に置いておきましょう。
引っ越し前することリスト
それでは引っ越しの際にすることリストを紹介していきます。時期別に表記しているのでぜひ参考にしてくださいね!
引越し前に余裕を持ってすること

②引っ越す住宅の決定
③ガス、水道、電気の停止
④ガス、水道、電気の契約
④郵送物の転送届の提出
⑤家具などの新調
⑥退去申請
引越し業者の手配
引越し業者を手配します。3ヶ月前から予約できるところが多いので、3ヶ月前に入ったら各社に連絡し引越し業者を手配しましょう。大手の引越し業者の場合、転移先が決まっていないと契約できないものも多くあります。この場合は、小さめの引っ越し屋さんと契約することで予約できる可能性があるので引っ越し先がなかなか決まらない人は小さな会社と契約することも検討してみてください。
引っ越す住宅の決定
引っ越し先を決定します。ネットで探す場合に即入居と記載してある場合があります。これは2週間以内の入居を指しており、半年前に探してしまうと早すぎるので引っ越し日の2.3ヶ月前から徐々に探し始めるようにしましょう。
ガス・水道・電気・ネットの停止
ガス・水道・電気の停止連絡をします。停止する時期は自分で決められるため、早めに連絡しても問題はありません。ガスを停止する場合は、当日の立ち合いが必要なので前もって連絡するようにしましょう。直前に電話してしまった場合、予定が合わない可能性があるため前もって連絡しておきましょう。
ガス・水道・電気・ネットの契約
引っ越し先のガス、水道、電気の契約をします。契約停止時と同様にガスの開栓には立ち合いが必要です。直前に連絡した場合、引っ越し後もガス、水道、電気が通っていないということにもなりかねないので余裕をもって契約しておきましょう。ネットの開栓に関しては、自宅に工事が必要な場合もあります。この場合は予想以上に時間がかかってしまうので余裕を持って契約するようにしましょう。
郵送物の転送届の提出
引っ越し後に「元の住所に郵便物がいってしまわないか心配」という人もいるのではないでしょうか?郵便局では転送届というものを受け付けています。転送届けを出すと直近1年間は自動的に新しい住所に荷物が届くようになります。非常に便利ですよね。引っ越し日の1週間前には転送届けを出しておかないとうまくいかないことがあるので余裕を持って提出するようにしてください。
家具などの新調
引越しと同時に心機一転して新しい生活を始めたいという人もいるのではないでしょうか?このような人は引っ越し前に家具などを新調しておきましょう。3月など繁盛期での引越しの場合、購入したいものが見つかっても在庫がないという状況に陥りやすいです。新生活が始まっているのに必要なものがないという状況にもなりかねません。家具が必要な人は引っ越す前に購入し、配送予約をおこないましょう。
退去申請
賃貸会社もしくは大家さんに退去申請をおこないましょう。一般的には退去日の1ヶ月前までに申請する必要があると言われています。場合によってはもっと早く申請しなくてはならない場合もあるので契約書類を見直して決めるようにしましょう。
引越し直前にすること

②通帳の住所変更
転出届の提出
引っ越し直前になったら役所に転出届を出します。転出届を出したら2週間以内に引越し先の役所にて転入届を出さなくてはなりません。出さなかった場合、罰金を取られることもあるので、忘れないうちに出しましょう。
通帳の住所変更
案外忘れがちなのが通帳の住所変更です。引っ越し先の住所を証明できるものが必要なため、引っ越し後に行っても大丈夫です。
引越し後にすること

②転入届の提出
③運転免許証の住所変更
④印鑑登録証の登録
マイナンバーカードの住所変更
引っ越し後に市役所にてマイナンバーカードの住所変更を行います。混み具合にもよりますが非常に時間がかかるので十分に時間をとって行いましょう。
転入届の提出
役所に転入届を提出します。マイナンバーカードを持っている人はマイナンバーカードの提出が必要です。持っていない人は転出届の際に受け取った用紙を持っていくようにしましょう。
運転免許証の住所変更
運転免許証の住所変更を行います。免許センターや警察署で変更できるので時間がある時にいきましょう。
印鑑登録証の登録
必要であれば役所で印鑑登録証も登録しておきましょう。不動産など大きな買い物をする予定がある人は将来必要になる可能性があるので、登録しておいて損はないでしょう。
引越し関連ですることまとめ

①引越し業者の手配
②引っ越す住宅の決定
③ガス、水道、電気の停止
④ガス、水道、電気の契約
⑤郵送物の転送届の提出
⑥家具などの新調
⑦退去申請
引っ越し直前にすること
①転出届の提出
②通帳の住所変更
引っ越し後にすること
①マイナンバーカードの住所変更
②転入届の提出
③運転免許証の住所変更
④印鑑登録証の登録
以上、引っ越しですることをまとめました。引っ越し前後はすることが多く、大変です。整理しながらゆっくりとこなしていきましょう!